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都市伝説に関する見解、まとめ

ウイグル人虐殺は日本人にとっても他人事では済まない問題

ウイグル人虐殺は日本人にとっても他人事では済まない問題

 

こんにちは、都市伝説大好き 黒猫めんこです。

皆さんは、Genocide(ジェノサイド/ある人種、民族を計画的に絶滅させようとすること、集団殺戮)と聞いてどの歴史的事件を思い浮かべるでしょうか?

ナチスホロコーストでしょうか?ルワンダの虐殺でしょうか?

今、絶対に無くさなければならない、現在進行形で行われているジェノサイドについて、今日はお話したいと思います。

 

中国政府によるウイグル人弾圧

・中国軍によるウイグル地区での46回にも及ぶ核実験

1964年~1996年までに東トルキスタン、ロプノール核実験場にて行われた核実験回数は46回にも及ぶ。

これにより、100万人以上の死傷者、被爆者が出ており、現在でも後遺症に苦しんでいるが、中国政府が実験による被害の調査、報告を禁じているために被爆者は放置されている。

・500万人以上を強制収容所に収容

中国の情報統制により、正確な人数を把握するのは難しいが、600万人以上とも、1000万人以上とも言われる人々が強制収容所に収容されている。

また、連行される理由としては、海外に家族がいる、パスポート申請をしたことがある、外国を訪れたことがある、つまりはただウイグル人だということだけであり、これは列記とした迫害であり、国際法上の犯罪行為である。

監視カメラ、監視塔、鉄条網に囲われた強制収容所は、中国西部に少なくとも数百か所存在すると言われる。

施設内では、拘束され頭部に電流を流す等の拷問や、作用の明かされない薬物の強制投与、中国共産党の称賛を強要され、文化や信仰を放棄するよう強いられる。

・虚偽の罪にて連行、殺害、臓器移植のドナーとして売買

政治犯として無実ののウイグル人を不当に逮捕し、強制的に奪った臓器を中国国内の富裕層、または外国人向けの臓器移植に利用し売買している。

2016年、15歳から60歳の全てのウイグル人の血液が採取されDNA検査が行われた際、臓器の適合性を判断するためのデータベースが作成された。

現在中国では、通常公的なドナー登録者をはるかに上回る移植手術が行われ、移植待機時間は最短数時間から数週間程であるという。

・強制労働

毎年数十万人のウイグル人が強制的に綿花栽培に動員され、少なくとも57万人が現在強制労働に従事しているとされる。

また、問題となったアパレル産業や電子機器等の工場へ強制施設から移送する際には、工場での強制労働を拒否する場合は強制収容所へ戻すと脅迫され、低賃金、または無給での長時間労働を強いられる。

さらにウイグル自治区内の5か所の職業訓練場とされる施設には、世界銀行助成金を出していたが、中国側の資金乱用等が疑われ助成金を縮小することとなった。

・女性への性的暴行、虐待

強制収容所内では、ウイグル人女性に対し、警官や警備員からの組織的な性的暴行、虐待が行われている。

中国当局は否定しているが、強制施設に拘留経験のある女性達や施設での警備員を経験した人物からも多数リークされており証言の内容は大変痛ましいものである。

・両親を拘留された子供達

両親が強制収容所に拘留された子供達は、収留所に移送され、中国共産党を賛美する内容の刷り込み教育おる、軍事教育が行われる。

子供たちは両親がいないことによる不安や、異常な環境下での生活によるストレスから

、精神的に疲弊し自殺未遂をする子供もいると言われる。

また、収容所に移送されず、行き場を失った子供達が路上で生活し、凍死している画像がSNS等で多数流出している。

 

日本人にとって他人事でない理由

1 日本企業とウイグル人の強制労働

日立製作所ジャパンディスプレイ三菱電機ミツミ電機任天堂パナソニックソニーTDK東芝、ファーストリテーリング、シャープ、良品計画の12社の日本企業 が中国工場でのウイグル人の強制労働に関わっていた。

他、71社の有名グローバル企業の供給網にウイグル人の強制労働が関わっていることがASPI(オーストラリア戦略政策研究所)により報告された。

 2 中国に支配される前のウイグル地区と現在の日本

現在ウイグル自治区と呼ばれる東トルキスタンは、石油、石炭、天然ガス、鉱物資源、農産物、畜産物に恵まれた土地である。

中国全体に対して石油と天然ガスが3割、石炭は4割の埋蔵量が確認されている。

東トルキスタンの住民は元々ウイグル人が8割であったが、中国の支配下となってからは大量の中国人の移住、ウイグル人強制移住によって現在在住ウイグル人は4割にまで減っている。

3 中国資本が日本の土地や水源地を買収

2019年2月、日本政府は外国資本による土地取得について、安全保障にかかわる重要な問題とし、施策を検討するとの考えを示した。

現在、中国資本が買収、保有している北海道の土地面積は静岡県の面積以上だと言われる。また、買収されている地域は、全国的に水源地となる森林や自衛隊関連施設のある土地であると言われる。

日中関係が悪化した際、水資源がコントロールされる危険性や、自衛隊施設への攻撃の可能性が懸念される。

4 中国が描く2050年の世界地図

中国外務省から流出した「2050年国家戦略地図」では、日本は愛知県、石川県以西が「東海省」、その他の地域が日本自治区とされている。

ウイグル人への弾圧、虐殺を止めるための行動ができなければ、日本にも今後同じようなことが中国によって行われるのを黙って待っているに等しいと言えるのではないか。

ウイグルの人達の痛みを知って欲しい

ウイグル人に対する弾圧、虐殺について描かれた漫画

 

www.mangaz.com

 

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正直、作者の清水ともみさんのかわいらしい絵でも恐ろしい現状は変わりありませんし、中国が行っていることの残酷さ、ウイグルの方たちの苦しみに涙が止まりませんでした。

写真や動画等もインターネット上で閲覧することができますが、あまり惨状に目を覆ってしまいたくなるようなものばかりでしたので、漫画を紹介させて頂きます。

まずはウイグルの方が体験されたこと、真実を知って頂きたい、そして一緒にできることを考え、行動しませんか。

 

ウイグルの人達のために何ができるか

中国の監視、情報統制により、TVを始めインターネット上のメディアですら正確な情報を得ることが難しいです。

ですが、そんな中でも命がけで現状について言及する人達や、行動を起こす人たちがいます。自分も微力ながら、行動を起こしたいと思い、本記事を書かせて頂きました。

また、在日ウイグル人によって設立された団体、日本ウイグル協会では、署名と寄付を募っています。

東トルキスタン民族運動とウイグル地域の人権問題への理解を広めるための活動を行っているそうです。

twitter.com

www.youtube.com

uyghur-j.org

 

個人レベルでは素晴らしい人もいるとは思いますが、現在中国共産党が国家として行っていることはジェノサイドであり、許すべきことではありません。

ウイグル人を救うために行動を起こすことは、未来の自分達のためでもあるのです。

皆で平和な未来を作っていきましょう! 

 

 お読みいただきありがとうございました!